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※2023/6/12更新。
配信サービスは、しばしば始まったり終わったりするので直接リンクするのをやめました。
アニメ
- SHIROBAKO
まず、1話から主人公(宮森)が、ヒロインにありがちなドジっ子じゃないのが好感。水島監督作という信頼感もあり、1話放送後に円盤を全部予約したくらい。各話ごとのストーリーの密度が濃いから全編にわたって楽しめるけれど、合う合わないは第1話だけでも判断できると思う。
- 響け!ユーフォニアム
高校の吹奏楽部を舞台にした群像劇。ストーリーが秀逸なだけでなく、京都アニメーションの映像と洗足学園協力の音楽が素晴らしい。総集編的な劇場版と、スピンオフ「リズと青い鳥」、続編となる劇場版「~誓いのフィナーレ~」がある。続編も決まっていて2023年にはOVAの劇場上映、2024年には3期が予定されている。社会人になってから実家に帰った回数より、本作の舞台である宇治市に行った回数の方が多い。
- オッドタクシー
オリジナルアニメの傑作。少し前に「アフリカのサラリーマン」という動物キャラの作品があり、似たようなギャグものかとまったく期待せずに、とりあえず1話だけ見たら、まったく違っていた。最初のクライマックスは4話。内容が内容だけに詳しくは書かないが「鬼滅が流行ったからって、声優のチョイスが雑だろ」ということすら浅慮を恥じたレベル。
- ぼっち・ざ・ろっく
話題作とは聞いていたので、先行上映会に参加。この期(2022年秋期)に「アキバ冥途戦争」と「恋愛フロップス」の先行上映会に参加して唖然としていた気持ちが安堵した……だけではなかった。この内容で原作コミック2巻の途中まで丁寧にアニメ化してるだけというのもすごい。日常回もいいけど、やはり5話、そして8話、そして最終12話の演奏パート。ストーリーもさることながら、実際に演奏してる姿をモーションキャプチャして見栄えのするカメラワークを決めてから作画するとか手間をかけた映像がしっかり支えている。イベントでは、絶対に2期の発表があると思ったのに、劇場総集編だけだったのが残念。でも、そのときに2期の発表はありそう。原作読み進めちゃってるけど。
- サマータイムレンダ
原作コミックを2クールでアニメ化した作品。サスペンスものは1週間経つと設定を忘れちゃうから、と1クールくらいを録画したまま放置していたのが悔やまれる。軽くネタバレすると“ループもの”。後半はバトルも増えるけど、ループの使い方がすごくうまい。キャラデザも含め、アニメとしても丁寧に作られている。1クール目のED曲(♪回夏)が好き。舞台になった和歌山の友ヶ島にも何度も行った。というか、加太から渡る船が休みと欠航で何回も通うことになった上、天気のよい日に改めて行った。また行きたい。
- 異世界おじさん
異世界に転生して無双する、みたいなストーリーはあまり興味ではないのだけれど、これは異世界から“帰ってきた”という設定。セガのゲームネタが満載なのはさておき、設定がユニークというだけじゃなく、しっかり面白い。アニメは途中で万策尽きるという事態になったけれど、最後まで面白かった。原作コミックをだいぶ消化したので、2期があるとしても相当先になりそう。
- ブルーピリオド
リア充が藝大に入る、という概要だったから、その設定で落ちたりはしないんだろうから才能が開花するみたいな話かな、藝大入学ってそう簡単なもんじゃないんだよな、という先入観が打ち砕かれた。後から知ったが原作者が藝大卒だそうで、「好きなことに出会うのが遅くて急に伸びる」というストーリーにしっかり説得力がある。この点は、内容はまったく違うけれど「ベイビーステップ」を思い出す。これもよい作品。原作コミックは入学後の話も書いていて、そちらもリアリティを感じる。
- 無職転生
異世界転生もの。異世界ものはあまり趣味ではないんだよなと思いつつ、「このすば」という良作もあるしと思って、ダラダラと見ていた。実は初見の印象は、そんなに良くなかったけど、たまたま見返したら、いろんな話がちゃんとつながっていることが分かってハマった。1期は分割2クールで放送されたけど、何回もリピートしてしまってるくらい。岡本学監督作品としては「ゲーマーズ!」に続くお気に入りになった。
- であいもん
京都の和菓子屋が舞台。まず、1話でヒロインの女の子が“ドジっ子”じゃないという設定で惹かれた。岡山出張中だった頃に、京都で最終話の先行上映イベントがあったので、一般販売の最後の1席をゲットして参加。叡山電車とのコラボ企画、和菓子フェスタにも参加。そうした思い入れもあるけど、原作コミックも含めて良作。
- その着せ替え人形は恋をする
雛人形職人を目指す高校生とコスプレをしたい女子高生の話、というだけで、ちょっとかまえていたけれど、なかなか良作だった。“恋をする”理由付けが弱いというか、ちょっと都合が良すぎる印象はあるけれど、キャラデザはよいし、イベントに参加したり、グッズを揃えたりしてる。
- よふかしのうた
もともと「だがしかし」のヒロイン(枝垂ほたる)のキャラデザが気に入っていたんだけれど、作品としては駄菓子をテーマにした企画ものっぽいし、ストーリー性はそんなに深いものではなかった。そのキャラデザを活かして、「カッコいい物語」になったのが本作、という印象。本作のヒロインは“吸血鬼”だし、ちょいちょいリアリティはなくなるんだけど、それもまたよし。ただ、見る人は選ぶかもしれないとは思う。
- リコリス・リコイル
これも先行上映会に参加してよかった、と思えた作品。キャラクターデザインが「この美術部には問題がある」の人なのでかわいいのだが、先行上映会の3話がとにかくよかった。これもヒロイン(2人)が(ドジっ子じゃない)精鋭なことに惹かれた。実のところ、終盤の展開はあまり納得していないのだけれど、アニメの動きもよいし、全体としては好印象。2期も決まってなにより。
- 宇崎ちゃんは遊びたい
献血ポスターで炎上した作品、というところで心情的に応援する気分だった作品。“ぼっち”設定の先輩よりも、先輩にかまい続けてる宇崎ちゃんの方が友達少ないんじゃないかという気はしないでもない。そんなにオススメするかというと、そこまでじゃないんだけれど、鳥取の倉吉・三朝温泉とのコラボには何回も行ったし、まさかの2期でコラボしたユネッサンにも行った。原作はもう少し残っているけど、アニメはキレイに終わった感じ。
- ひげを剃る。そして女子高生を拾う。
家出した女子高生を会社員が“拾う”という設定から、放送前は「幸色のワンルーム」を思い起こして、あまり期待していなかったんだけど、まったく違っていた。実直な主人公の言動から、だんだん女子高生が変化していく、という様は現代の「赤毛のアン」といっても過言ではない(←さすがに過言)。
- 僕の心のヤバイやつ
原作コミックから読んでいた作品で“キュン度”が高い。これは中学生という設定だけれど陰キャと美女という設定としては「3D彼女 リアルガール」もあり、そちらも好きだけど、いきなり“好き”になるわけじゃなく段々と思いが高じていくという描写がとてもよい。
- 推しの子
「かぐや様は告らせたい」の原作コミック19巻に1話が掲載されていたのがきっかけで読み始めた作品。わずかに(しかし重要な)“SF”設定があるけれど、ストーリーの骨子はあくまでリアル。“ギョーカイ”の内輪話が漏れているのも興味深いところ。原作リスペクトして丁寧に作られているアニメ1期はファーストステージ編で終わりそうだけど、この先にも期待している。
- トニカクカワイイ
タイトルから“かわいい”系の話なんだろうなと思って、たいして興味を持っていなかったが、アニメがはじまって意外にちゃんとしたストーリーだった。ナサくんの実家の舞台である奈良とのコラボがあったのに、なんと奈良エピソードの放送がコラボがはじまりに間に合わないと分かって、原作コミックを買って読んだら、かなりお気に入りの作品だった。かなり端折りながらアニメ化されたので2期はないだろうと思っていたら、まさかの2期(現在放送中)。飛ばしたところを含め、再構成してアニメ化してるけど、原作も終わっていないし“核心”には踏み込めなさそう。
- スキップとローファー
「僕ヤバ」「推しの子」「トニカクカワイイ(2期)」など、原作を知っていて期待していた作品が多い2023年春期の中で、原作知らなかったけど面白い作品。原作コミックは揃えているけど、アニメを見てるところまでしか読み進めていない。(放送が終わってから読む予定)
- コードギアス 反逆のルルーシュ
4クールにわたる作品なのに、ダレるところがほとんどない。設定はフィクションだが、キャラクターごとの心情が見事に描き分けられている。主人公(ルルーシュ)が万能じゃないのもユニーク。
- 氷菓
まずは5話までのエピソードがオススメ。序盤の映像でSFなのかと思ったが、ただの過剰表現だった。ながらく欠点がない素晴らしい作品だと思っていたけど、ふりかえると演劇編の声優だけが少し残念。「素人」のはずなのにベテラン声優がやっているので「滑舌の良い棒読み」になっている。舞台である高山の描写もよく、何度も聖地巡礼してる。
- ゆるキャン△
バトルものならばメインキャラと敵キャラ、みたいな設定はあるだろうけど、そうでもないのに、集まって仲良くわいわいやる、という設定じゃないところが魅力的。聖地はあちこちにあるので、訪れたのは一部のみ。
- イエスタデイをうたって
ストレートなラブストーリー。ありがちな高校生ものじゃなく、大学を卒業した社会人2人が中心。好きか好きじゃないかのどちらかというわけではない心情がよい。前半のエンディング曲(籠の中に鳥)が好き。
- 化物語
西尾維新の「物語」シリーズの最初。その後にたくさんの続編が作られていて、いずれも良作だが、未見であればまずは最初から。
- ガールズ&パンツァー
「戦車道」という架空のスポーツと少女(萌えキャラ)を組み合わせた異色の作品。本来は命をかけた争いになる戦車戦を、「スポーツだから絶対に安全」という理不尽な設定にすることで楽しくみられるようにした点が素晴らしい。全体の4分の3が戦車戦で構成されている劇場版もよい。ただ続編のOVAは1話ごとに1年半~2年をかけており、間延びしてる印象。
- とらドラ!
「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」「心が叫びたがってるんだ。」「空の青さを知る人よ」という秩父三部作で知られている(と思う)長井龍雪監督&岡田麿里脚本&田中将賀キャラデザのテレビアニメであり、原点。ラブコメ群像劇。
- 絶園のテンペスト
あまり評判にならなかった気もする異能フィクション。ストーリー展開もさることながら、音楽がよい。原作コミックにオリジナル要素を加えながら、2クールでキレイにまとめられている。
- シドニアの騎士
宇宙SF。ロボット、ラブコメなど、さまざまな要素が盛り込まれていた二瓶勉のコミックが原作ですが、イマイチ分かりにくい原作に比べて、とても分かりやすくストーリーが作り変えられているのもポイント。ポリゴンピクチュアズによる3DCGも圧巻。
- ゲーマーズ!
勘違いすれ違い青春ラブコメ。ゲームが好きだけど、うまくはない男子高校生が主人公。
- true tears
青春恋愛ものの王道的作品。劇場アニメ「君の膵臓をたべたい」と同じ高岡が舞台なので、なんとなく見たら良作でした。「君の膵臓をたべたい」も良作なので見てください。ちなみに高岡めぐりしてるときにLynnさんに会いました。
- 青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない
学園青春もの。SF要素を交えたラブコメ。舞台である藤沢に何度行ったことか。続編となる劇場版(ゆめみる少女)もよかった。2023年6月には新作劇場版(おでかけシスター)が、冬には「ランドセルガール」が公開される予定。
- やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。
学園青春もの。SF要素を交えたラブコメ。舞台である藤沢に何度行ったことか……(といっても数回)
- かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~
学園ラブコメ。1期の終盤がいいクライマックス。なお、3話エンディングはYouTubeで2000万回以上再生された優れもの。その後、2期、3期と放送された。さらに、テレビシリーズの締めくくりとしてOVAが制作され劇場公開された。(のちにテレビでも放送)
- この素晴らしい世界に祝福を!
異世界ファンタジー&コメディ。2019年の劇場版(紅伝説)も傑作で、スタッフトークを含め6回見に行きました。ただし、スピンオフ(爆焔)のテレビシリーズは微妙。
- メイドインアビス
子供向けのアドベンチャーアニメかと思ったら、けっこうえぐい展開でビビった。2020年に続編の劇場版も公開されて良作。2期もよかったけれど、最近はこの手の“体力を消耗する作品”は敬遠気味。
- 魔法少女まどか☆マギカ
挙げるまでもないくらい超有名になった話題作。劇場版よりテレビシリーズで見る方がよい。新作劇場版(叛逆の物語)は、ちょっと蛇足感というか、テレビシリーズだけで十分だと思う。
- 涼宮ハルヒの憂鬱(2009年放送版)
京都アニメーションの大ヒットアニメ。ただし、1期(14話)は時系列を入れ替えて放送されたらしいのと、1期分とまとめて時系列で放送された2期(2009年放送版)ではエンドレスエイトというエピソードを8回繰り返した(作画はすべて違う)ということをやっており、素直にオススメできるとも言い難い。しかし、ここから劇場版(消失)は非常に良い流れ。
- 結城友奈は勇者である
なにげに「まどか☆マギカ」を意識してる感じが見え隠れするけれど、中盤からの展開がユニーク。その後、2期、3期と放送されたけれど、ちょっとオマケな感じがするので、そこまでオススメはしない。舞台である観音寺市に何度も行った。
- バクマン。
高校生マンガ作家が主人公。実在のマンガも題材にし、フィクションとリアリティの入り混じる熱い展開。全部見ると長いけれど、なかなか飽きさせない。3期まで放送されて、キレイに終わった。
- ふらいんぐうぃっち
弘前を舞台にした女子高生魔女の物語。本作の影響で弘前ねぷたを見に行った。ただし、自転車で聖地めぐりは、ちょっとツラかった。
- STEINS;GATE
SFアドベンチャー。いわゆるループもの。ゲーム原作だけど、ゲームのことは知らない。続編(シュタインズ・ゲート ゼロ)は見なくていいと思う。
- アクションヒロイン チアフルーツ
ご当地アクションアイドルをテーマにした学園コメディ。この1話が脚本のお手本のように素晴らしい。終盤の展開は微妙で、あまり目立たなかった気はするけれど、基本的には良作。舞台は大多喜町。
- ぼくたちは勉強ができない
学園ラブコメ。いわゆるハーレムアニメ。トンデモな設定の割に、手を変え品を変えという感じで楽しんだ。1期の一挙上映会で、Lynnさんのサイン入りポスターが当たったのが嬉しい。
- 女子高生の無駄づかい
底辺女子高校が舞台のギャグアニメ。よくアニメ化したなと思うほどくだらないけれど、終盤でちょっとイイハナシが出てきてヤラレタ感じ。
- ReLIFE
タイムリープとは違うものの、少しSFの入った、学園ラブコメ。分割2期との噂もあったものの、あまり売れなかったのか完結編はOVAとして4話で決着。原作で一番好きなエピソードがカットされていて残念だし、その意味では原作コミックがオススメ。もとは縦読みのcomico。
- ベイビーステップ
高校生がテニスを始めて成長していく作品。スポ根のような部活動ではなく、ちゃんとしたプロの道に向かっていく。根性で解決していくわけじゃないところがよい。
- 冴えない彼女の育て方
ラブコメの王道的なストーリー。2019年の劇場版「~Fine(フィーネ)~」もよくて、特典目当てということもあり9回見た。ただし、イベントは新型コロナの緊急事態宣言初日にぶつかってしまいリアル開催が見送られてしまった。チケットは払い戻しせず記念に保存してある(はずだけど、どこにあるか探さないと)
- けものフレンズ
「gdgd妖精s」「てさぐれ!部活もの」と同様の3DCGで制作された低予算アニメ。突拍子もないストーリーかと思いきや、クライマックスの盛り上がり方がすごかった。監督が交代した2期は別物で完全なる黒歴史。
- ヤマノススメ
高校生が登山する話。最初は3分アニメだったのが、好評で15分×24話、OVA、15分×13話の続編が作られたあと、制作がカドカワに移って30分×12話のアニメが作られた(最初の4話は過去の総集編)。舞台は埼玉県飯能市。自宅から徒歩5時間(さすがに帰りは電車)。最近はそこまで歩いていないので、もう(歩いては)行けないかもしれない。
- かんなぎ
ストーリー展開は、いわゆるハーレムものみたいなものだけど、アニメとしての動き、演出、シリーズ構成など、楽しめる要素が詰まっている。この頃はヤマカンがまともだったのか、この頃からああだったのかは知らない。
- まちカドまぞく
闇の力に目覚めた女子高生と魔法少女との掛け合いを楽しむ学園アニメ。1期はけっこう話題になって、2期まで作られたけど意外に空気だったきもする。「シャミ子が悪いんだよ」
- 未来日記
未来のことが書かれている携帯日記を持つ少年を含む12人の予知能力者によるサバイバルゲーム。2クールでキレイにまとめられて……いなくて、原作は良い終わり方だったのに、ちょっと尻切れになった感じがする。その後、追加エピソードが制作されたけど、「だったら最初からやれよ」
- 交響詩篇エウレカセブン
ロボットアニメ&青春もの。続編のことは気にしなくていい。近年、劇場版が3部作で作られたけれど、1作目が「一見さんお断り」な作り方で批判されていたと思う。そこを乗り越えれば2作目、3作目は、そんなに悪くない。
- 攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX
電脳化が一般化した社会で巻き起こる事件を公安9課が解決していく。Netflixで新作が作られているけど、やっていることは同じにしか見えない。
- とある科学の超電磁砲
もとは「とある魔術の禁書目録」の登場人物、御坂美琴を主人公としたスピンオフ作品。だけど、こちらの方が好き。3期まで制作されている。わりと近所(立川)が舞台であり、毎年イベントをやっている。
- ソードアート・オンライン
ナーヴギアと呼ばれるヘッドギア型VRデバイスを装着したVR MMORPG「ソードアート・オンライン」というゲームを舞台にした近未来SF。しかし、1期前半(アインクラッド編)がベストで、残りはオマケっぽい。現在進行形で新作が作り続けられているが、そろそろ卒業してもいいかな、という気分。
- アクセル・ワールド
ニューロリンカーというウェアラブルコンピュータを使うことが一般化した社会で、「加速世界」で繰り広げられる戦いに入り込む中学生たちの物語。2クールの最後のエピソードがなかなかよい。
- 3D彼女 リアルガール
「2次元」ばかりを相手にしていたオタクな高校生男子が、モテる女子高生と出会い、付き合うようになる。アニメの作りは少し雑だが、大幅に改悪された実写映画を思えば、十分原作に沿って作られている。あまり売れなかったようなのに、ちゃんと結末までアニメ化したのも好感。でも、一番好きなエピソードの演出がちょっと解釈違いな感じだった。
- ギルティクラウン
人の身体から“ヴォイド”と呼ばれる物質を引き出し、武器として戦うことができるようになる近未来が舞台。前半の展開が少し緩いが、中盤から意外な方向に展開していく。歌もよい。
- あの夏で待ってる
“特別”な女の子が街にやってきたことからはじまる王道的なラブコメ。舞台の小諸市には何度行ったことか。
- 僕だけがいない街
自分だけにおきる“リバイバル”で昔に戻れる主人公が、かつて起きた事件を変えていくサスペンス。タイムリープものだけれど、自分の意思で自由に戻れるわけではない。原作コミックとは少し結末が改変されているが、実写映画ほど酷くはない。
- のんのんびより
全校生徒が5人しかいない田舎の分校(小中学共通)を舞台にした、ほのぼの物語。3期まで作られているけど、1期4話のれんちょんに勝るものなし。
- げんしけん二代目
マンガやアニメを扱う大学のサークル「現代視覚文化研究会(現視研)」が舞台。“二代目”というからには“初代”「げんしけん」もあり、そちらは2シーズン(計24話)放送された。ただ、設定の参考になるとはいえ、オススメは“二代目”。
- 帰宅部活動記録
5人の女子高生によるギャグアニメ。(原作はコミック) 主人公(安藤夏希、CV:木戸衣吹)以外は素人かと思うような声優だったが、そのうちの一人(千本木彩花)はカバネリの無名など、多くのヒロインに抜擢されるようになった。ギャグなので感動する話は何もないが、7話がとても好き。blu-rayをはじめて全巻、新品で揃えた作品でもある。
- 異能バトルは日常系のなかで
高校を舞台とした、いわゆる“異能”ものだが、シリアスなバトルというわけではなく、あくまで日常系。割とテンプレなハーレムものでもあるけれど、展開が面白い。7話の鳩子(CV:早見沙織)がすごい。
- 四畳半神話大系
京都で四畳半の部屋に暮らす男子学生の視点で、複数の並行世界が描かれる。ラブコメ要素もあり。第10話は、丸ごと主人公(CV:浅沼晋太郎)一人で語られる。
- くまみこ
喋る熊と巫女で「くまみこ」がタイトルの由来。日常系でほのぼのしてよかったのだけど、原作コミックからアレンジした部分が批判を読んで、思わぬ炎上騒ぎになったのは残念。秋田の「くまくま園」コラボに行ったが、ものすごい田舎でスマホの電波がなかなかつながらなかったのも良い思い出。
- 俺の彼女と幼なじみが修羅場すぎる
この「彼女」というのは、“そういう設定”だったりするのだが、全体的にいい話だった。
- はたらく魔王さま!
異世界からやってきた魔王たちと勇者、とりまく人々との日常やバトル。異世界で絶大な力を持っていた魔王たちが笹塚のボロアパートに住み日常を送るところから話が話がはじまる。
- 這いよれ!ニャル子さん
ラヴクラフトによるクトゥルー神話をもとにしたラブコメディ。ニャルラトホテプを美少女化したニャル子が主人公。アニメは、他のマンガやアニメ・特撮作品のパロディが盛り込まれており、放送時は元ネタ探しで盛り上がった。
- 俺の妹がこんなに可愛いわけがない
オタクな妹と、その妹にふりまわされる兄を中心とするコメディ。いわゆるハーレムものでもある。2シリーズとも、オマケのエピソードがあり、それらを合わせると各16話。
- WHITE ALBUM2
かなりテンプレなハーレムものだけど、どうして主人公がモテるのかわからない作品より、ちゃんとストーリーが作られている。(ちなみに「WHITE ALBUM」がそういう作品で、あんまり好きじゃない)
- 恋愛ラボ
女子高生どうしが“未来の恋愛”のために恋愛を研究するという、設定だけ聞くと、わりとしょうもない話。太田雅彦監督のおかげで、これが面白く仕上がっているし、最終話はとても感動的になっている。メインキャラ5人を描いた1枚画をズームアウトしていくだけという特別EDなのが、すごくよい。
- 僕らはみんな河合荘
「恋愛ラボ」の宮原るり原作。こちらの方が、高校生を中心とした男女の気持ちが入り混じって面白い。「恋愛ラボ」とともに岐阜が舞台なので、こちらも何度も聖地巡礼してる。
- 甘城ブリリアントパーク
潰れそうなテーマパークを、高校生が救う話、なのだが、そのテーマパークがそもそもファンタジー設定で運営されている。京都アニメーションの作品で映像がよいし、決着のさせかたに倫理的な問題があるためか、原作がかなりアレンジされていた。
- 波よ聞いてくれ
カレー屋で働く女性が、飲み屋で出会ったラジオ局のディレクターに見込まれてラジオ局のパーソナリティを担当する。キャラどうしの掛け合いもよいが、とにかく1話での主人公の語りが凄い。そして、なにげに頭の悪いキャラがいない(たぶん)。1話で合うか合わないかは分かると思う。
映画
- カメラを止めるな!
低予算映画で知られ、テレビ放送もされたので知っている人も多いでしょうが、一応。序盤の手持ちカメラの揺れがダメな人はいるかもしれません。
- ニュー・シネマ・パラダイス
映画館を舞台にしたイタリア映画。シネスイッチ銀座で連続40週上映され、単館上映の興行記録を持つ名作。長尺の“完全版”よりも、こちらの方が好み。
- ハッピーフライト
空港/飛行機が舞台の群像劇。リアリティを逸脱しない作りながら、ドラマティックな展開がよい。
- レオン
超有名作ですね。リュック・ベッソン作品のベスト。
- Shall we ダンス?
平凡なサラリーマンが社公ダンスを始める物語。周防正行作品の中でも良作。「シコふんじゃった。」あたりもオススメですが、ちと設定が古いかも。
- スラムドッグ$ミリオネア
「クイズ$ミリオネア」をモチーフにしたドラマ。司会がみのもんたっぽいのは気のせいか? 主演のデヴ・パテルは、下記「ニュースルーム」にも登場。
- ラヂオの時間
三谷幸喜初監督作の傑作。ストーリー構成がユニーク。「カメラを止めるな!」を見た人が思い出す作品。
- クローバーフィールド/HAKAISHA
ハンディカメラで撮影された映像記録(という設定)。SFスペクタクル(といえるのかどうか)。私は「カメラを止めるな!」でこちらを思い出しました。序盤の手持ちカメラの揺れがダメな人はいるかもしれません、という意味でも。
- THE 有頂天ホテル
三谷幸喜監督作の中では最後の良作(←ヤメナサイ)。大みそかの夜10時から年明けまでを「24 -TWENTY FOUR-」のように進行させていく構成がうまい。
- ユージュアル・サスペクツ
サスペンス映画。サスペンス描写よりも、脚本が秀逸。
- 容疑者Xの献身
ミステリー映画。ただし、トリックは明かされるまで分からないと思います。テレビシリーズ「ガリレオ」は見たことないですが、これは良作。
- ラブ・アクチュアリー
ラブコメを中心とした群像劇。クリスマス映画。
- フラガール
常磐炭鉱の規模縮小から町おこし事業として立ち上げられた常磐ハワイアンセンター(現:スパリゾートハワイアンズ)の物語。
- L.A.コンフィデンシャル
1950年代のロサンゼルス警察が舞台。やや暴力もの。
海外ドラマ